出っ歯・前突の治療・改善方法

出っ歯で悩まれている方は多いと思います。出っ歯が可愛いとされるのは小学生までで大人になったらやはり気になると思います。

見た目でコンプレックスになり、自身をもって笑えないと言う方も多いでしょう。 しかも、実は出っ歯の方は見た目だけでなく虫歯や歯周病などになりやすいということもあるのです。

このページではオールセラミックでの出っ歯の治療方法をお伝えます。

出っ歯を治した方が良い理由

やはり見た目

お笑い芸人のように出っ歯である事がキャラクターとして成り立つ様な人であれば良いかもしれませんが、一般的な方や見た目を気にする人はやはり気になります。

出っ歯は口を閉じててもはみ出たりする為、人からも目立ちやすく、大変コンプレックスになります。

仕事でも恋愛でも、出っ歯がプラスになる事は一部の限られた人たちだけなのです。

特に歯並びを治す事が当たり前の欧米人にとっては、歯並びの悪さはいい印象は受けないみたいですね・・・

咬合がずれる

出っ歯の方は前歯でほとんど噛んでおらず、奥歯でのみ噛んでおります。そのため噛むときにずれたり無理に前歯で噛む必要が有るため、顎に負担がかかります。

それが原因で頭痛や肩こり等になったりすることもしばしばあるようです。

状況によっては噛み合わせに無理が有るため顎関節症になる事もございます。

清掃性

出っ歯の場合、歯磨きがし辛い箇所が出来、汚れや歯石が溜まりやすいです。そのため歯茎の炎症が起きやすかったり、歯周病になる事もございます。

それだけでなく、汚れが残っていると口臭もきつくなってきます。

低度の出っ歯の場合

低度の場合は元の歯を削りオールセラミッククラウンを内側に傾けるように作成し装着をします。

図のように唇を噛まない低度に少し前に出ている場合の治療法法となります。

①対象となる歯を削り、支台歯を少し内側に形成致します。
(向きや位置がさほどずれていないため、支台歯として使用が可能です。)

②型取りをしぴったりと合う歯(単冠)を作成致します。

③装着をし、完了です。

重度の出っ歯の場合

横から見てカタカナの「イ」となるくらい、重度の出っ歯のの場合は少量削るだけでは改善ができないため、コア(人工の土台)で下方向へ傾きを治す必要があります。

①対象となる歯の神経を抜髄し、内側に入るようにコアを曲げた形で作成し装着します。

②装着したコアに合わせ型をとり、内側に入るように見える歯を作成します。

③装着をし、完了です。

まとめ

出っ歯で悩まれている方の中では最も治療期間が短く済む可能性がある治療です。前歯の2〜4本くらいであれば矯正よりオールセラミックでの治療の方が人気はございます。

オールセラミックであれば歯の形も変更が可能なので、小さめの歯にし。より目立ちにくくする事ができます。